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消費税の免除2年間とは?中学生でもわかる解説
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投稿日: 2025/12/10(水)
【1. 消費税の免除2年間とは】
新しく事業を始めた人や、新しく設立した会社が対象となる仕組みです。通常、事業者は売上に応じて消費税を納めますが、一定の条件を満たすと開業(設立)から最大2年間は納税が免除されます。
【2. どうして2年間免除されるのか】
消費税の課税は「前々年の売上高」によって決まります。しかし新設法人や新規開業者は「前々年が存在しない」ため、課税事業者とならず免除されます。
【3. 免除されるための主な条件】
・開業または法人設立の初年度であること
・前々年が存在しないこと
・資本金が1,000万円未満で設立されていること
・事業開始後すぐに多額の売上がある場合、特定期間の判定により課税事業者になる場合がある点に注意
【4. 特定期間の注意点】
例外として、開業2年目に「特定期間(前年の1月〜6月)」の売上高や給与額が一定基準を超えると、2年目から課税事業者になることがあります。
【5. 消費税免除のメリット】
・納税負担が軽くなる
・資金繰りが安定しやすい
【6. デメリット】
・免税期間中に仕入や経費にかかる消費税を「控除」できない
・制度を誤解していると後で課税事業者になったときに混乱しやすい
【7. まとめ】
新規開業者や新設法人は、消費税の免除を理解しておくことで、適切な資金計画を立てることができます。
