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中学生でもわかる 相続のしくみと流れ
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投稿日: 2026/02/04(水)
相続とは、人が亡くなったときに、その人が持っていた財産を家族などが引き継ぐことです。
相続には期限のある手続きが多く、順番を間違えると大きなトラブルや損につながることがあります。
ここでは、相続の流れ・相続人の決まり方・相続税の計算方法を、できるだけ分かりやすく説明します。
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■ 相続の全体の流れ
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相続は「亡くなったことを知った日の翌日」からスタートします。
① 3か月以内:相続するかどうかを決める
② 4か月以内:亡くなった人の確定申告
③ 10か月以内:相続税の申告と納税
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■ ① 3か月以内にやること
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まず行うのは、次の確認です。
・遺言書があるかどうか
・相続人が誰か
・財産の内容(預金・不動産・借金など)
相続には次の3つの選択があります。
・すべて相続する
・相続放棄(一切もらわない)
・限定承認(プラスの財産の範囲だけ相続)
借金が多い場合は、相続放棄や限定承認を選ぶこともできます。
ただし、これらは3か月以内に家庭裁判所で手続きが必要です。
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■ ② 4か月以内にやること(準確定申告)
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亡くなった人が事業をしていたり、年金収入が多かった場合は、
相続人が代わりに確定申告をします。これを「準確定申告」といいます。
医療費控除や社会保険料控除なども、亡くなるまでに支払った分は使えます。
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■ ③ 10か月以内にやること
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・遺産分割協議(誰が何を相続するか話し合う)
・相続税の申告と納税
・預金や不動産の名義変更
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■ 相続人の決まり方
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配偶者は必ず相続人になります。
それ以外は次の順番です。
第1順位:子(子が亡くなっていれば孫)
第2順位:親
第3順位:兄弟姉妹(亡くなっていれば甥・姪)
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■ 代襲相続とは
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本来相続する人が亡くなっている場合、その子が代わりに相続する制度です。
孫や甥・姪が相続人になることがあります。
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■ 法定相続割合
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・配偶者+子:配偶者1/2、子で残り1/2
・配偶者+親:配偶者2/3、親で1/3
・配偶者+兄弟姉妹:配偶者3/4、兄弟姉妹で1/4
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■ 遺留分とは
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遺言書があっても、最低限もらえる取り分があります。
これを遺留分といい、配偶者・子・親に認められています。
兄弟姉妹には遺留分はありません。
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■ 相続税の基礎控除
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相続税には「基礎控除」があります。
3000万円 + 600万円 × 相続人の数
これ以下なら相続税の申告は不要です。
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■ 相続税の計算方法
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法定相続分ごとに
「取得金額 × 税率 − 控除額」
で計算します。
配偶者には大きな特例があり、
1億6000万円まで相続税がかかりません。
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■ 相続税を減らすポイント
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・生命保険を活用する
・嫁や婿を養子にする
・生前に資産を使う
財産が多い場合は、早めに専門家へ相談することが大切です。
